【徹底比較】UV DTF vs カッティングステッカー!違いと選び方を5分で解説

UVDTFステッカー

「オリジナルステッカーを作りたいけれど、種類が多くて何を選べばいいか分からない……」

カッティングステッカーと最近よく聞くUV DTF、一体何が違うの?」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

どちらも「背景がなく、デザインだけが残る」という点では似ていますが、実は**「得意なこと」と「苦手なこと」が正反対**と言っても過言ではありません。
この選択を間違えると、「すぐに剥がれてしまった」「イメージ通りの色にならなかった」といった失敗につながることも。

この記事では、プロの視点で2つのステッカーの違いを徹底比較します。

これを読めば、あなたの作りたいグッズやカスタムに「どちらが最適か」がバシッと決まりますよ。

まず結論!UV DTFとカッティングステッカーの決定的な違い

まずは結論からお伝えします。

この2つの最大の違いは、「素材そのものを切る」か「インクを積み上げて転写するか」という製法にあります。

  • カッティングステッカー: 色のついたシート(塩ビ)をカットして作る。
  • UV DTF: 特殊なUVインクをフィルムに印刷・硬化させて作る。

それぞれの特徴をざっくりと比較表にまとめました。まずはここを押さえましょう。

【一覧表】5つのポイントで見る違い

スクロールできます
比較項目カッティングステッカーUV DTFステッカー
色の表現単色メイン(重ね貼りで数色可)フルカラー(グラデーション・写真OK)
質感薄く、素材に馴染む立体的(ニスによる盛り上がり)
耐久性(屋外)非常に高い(3年〜5年以上)普通〜高い(1年〜3年程度※環境による)
細かいデザイン苦手(細すぎると剥がれる)得意(極細の線も表現可能)
適した用途車のボディ、ウィンドウ、看板マグカップ、スマホケース、硬い小物

このように、「耐久性とシンプルさ」ならカッティング「表現力と手軽さ」ならUV DTFという住み分けになります。

それでは、それぞれの詳細を深掘りしていきましょう。

「カッティングステッカー」の特徴とメリット・デメリット

カッティングステッカー(またはカッティングシート)は、昔からある定番の手法です。
街で見かける「お店のガラスの営業時間」や「車のリアガラスのロゴ」の多くはこれです。

カッティングステッカーとは?

元々色のついた「塩化ビニル製のシート」を、プロッターという機械でデザインの形に切り抜き、不要な部分(カス)を取り除いて作ります。

  • インクを使わないため、発色が鮮やかで色褪せに強いのが特徴です。

メリット:圧倒的な耐久性と屋外適性

カッティングステッカーの最大の強みは、なんといってもタフさです。

  1. 耐候性が最強クラス
    • 雨、風、紫外線に非常に強く、屋外用の高品質なシートなら5年以上の耐久性を持つものも珍しくありません。
  2. 視認性が高い
    • インク印刷ではなく「シートそのものの色」なので、遠くから見てもクッキリと目立ちます。
  3. 曲面に強い
    • シート自体に伸縮性があるため、車のボディのような緩やかな三次曲面にも綺麗に追従します。

デメリット:色数の限界とデザインの制約

一方で、表現力には限界があります。

  • フルカラー表現ができない: 基本は単色です。
  • グラデーション不可: 色の濃淡は表現できません。
  • 微細なデザインはNG: 線が細すぎると、接着面積が足りずに剥がれてしまいます(目安として1〜2mm以上の太さが必要)。

ここがポイント!

カッティングステッカーは「ロゴマーク」や「文字情報」など、シンプルで力強いデザインに最適です。

ポリ塩化ビニル(Wikipedia)

新技術「UV DTFステッカー」の特徴とメリット・デメリット

ここ数年で急速に普及し、グッズ業界に革命を起こしているのが「UV DTF」です。
「DTF」は Direct to Film の略称です。

UV DTFとは?

糊がついた転写フィルムに、紫外線(UV)で硬化するインクを何層にも重ねて印刷し、その上から転写シートをかけたものです。

「シールそのものを印刷で作ってしまう」イメージです。

メリット:写真もグラデーションもOK、微細な表現

UV DTFの魅力は、カッティングシートでは不可能だった表現が可能になったことです。

  1. フルカラー・グラデーション対応
    • 写真やイラスト、水彩画のような淡い色合いもそのままステッカーにできます。
  2. 独特の「盛り上がり」質感
    • インクを厚く盛るため、表面が少しプックリとしており、高級感のあるエンボス加工のような手触りになります。
  3. カス取り作業が不要
    • カッティングステッカー制作で一番大変な「不要な部分を剥がす作業」がないため、極細の文字や複雑な柄も再現可能です。

デメリット:平面・硬質素材向け

非常に優秀なUV DTFですが、苦手な分野もあります。

  • 柔軟性がない: インクが硬化して固まっているため、伸縮性がほとんどありません。
    柔らかい素材(服やシリコン)や、きつい曲面に貼るとヒビ割れの原因になります。
  • 熱に注意: 熱湯や食洗機には対応していない場合が多いです(※商材によります)。

ここがポイント!

UV DTFは「プラスチック」「金属」「ガラス」「陶器」などの**硬い素材(ハードサブストレート)**に貼るのに特化しています。

【ケース別】あなたはどっちを選ぶべき?

特徴が分かったところで、具体的なシーン別におすすめを選定しました。
迷ったら以下のリストを参考にしてください。

ケース1:車や看板など「屋外」で使うなら

👉 【カッティングステッカー】一択です!

車のリアウィンドウ、店舗の看板、アウトドアギアなど、「雨風にさらされる」「長期間持たせたい」場合は、カッティングステッカーの耐久性が不可欠です。

  • おすすめ: 車のチームステッカー、社名入り看板、クーラーボックスの装飾

ケース2:ノベルティや小物品など「デザイン重視」なら

👉 【UV DTF】が最強です!

「キャラクターのイラストを使いたい」「小さい文字を入れたい」「スマホケースをおしゃれにしたい」といった場合は、UV DTFの表現力が活きます。

  • おすすめ: オリジナルマグカップ、タンブラー、スマホケース、アクリルキーホルダー、モバイルバッテリー

ケース3:コストを抑えたいなら?

これは作成する**「色数」と「数量」**によります。

スクロールできます
条件おすすめ理由
単色・小ロットカッティングシートを切るだけなので、版代がかからず安価。
フルカラー・小ロットUV DTFフルカラーでも版代不要で、1枚から安く作れる。
大量生産要見積もりどちらも量産効果が出るが、デザインの複雑さによる。

よくある質問(Q&A)

ここでは、ステッカー作成時によくある疑問にお答えします。

Q1. UV DTFステッカーは食洗機に入れても大丈夫ですか?

A1. 可能ですが、基本的には手洗い推奨です。

UV DTFは非常に強力な糊を使用していますが、高温のお湯や強力な水流、洗剤の成分によって剥がれたり、インクにヒビが入ったりする可能性があります。
長持ちさせたいなら、優しく手洗いしましょう。

Q2. カッティングステッカーの「カス取り」って何ですか?

A2. 文字以外の「不要な部分のシート」をピンセットなどで取り除く作業です。

これが非常に手間のかかる作業で、細かすぎるデザインだとカス取り中に必要な部分まで剥がれてしまうことがあります。
これがカッティングステッカーで微細なデザインがNGな理由です。

Q3. UV DTFは布(Tシャツなど)に貼れますか?

A3. いいえ、貼れません。

UV DTFは硬い素材向けです。
布に貼りたい場合は、「(通常の)DTFプリント」や「アイロンシート(ラバーシート)」を選んでください。
名前は似ていますが、用途が異なります。

まとめ:目的に合わせて使い分けよう!

今回は、UVDTFステッカーとカッティングステッカーの違いについて解説しました。

最後に要点をまとめます。

  • 耐久性とシンプルさ重視なら 「カッティングステッカー」
    • 車、看板、アウトドア用品向け。
  • 表現力と細かさ重視なら 「UV DTF」
    • ノベルティ、スマホケース、硬い小物向け。

「どっちが優れているか」ではなく、**「何に貼りたいか」「どんなデザインにしたいか」**で選ぶことが、失敗しないステッカー作りの近道です。

最近では、1枚から安価に注文できるオンラインサービスも増えています。
まずは試しに、自分のデザインで小ロット作成してみてはいかがでしょうか?

世界に一つだけのオリジナルグッズ作り、ぜひ楽しんでくださいね!

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