【UV DTF】名入れの常識が変わる!1個から作れる立体転写の魅力とは

UVDTFステッカー

「オリジナルグッズを作りたいけれど、名入れの最小ロット数が多くて諦めた」

「市販のシールだと、どうしても安っぽくなってしまう……」

「水筒やスマホケースなど、毎日使うものに名前を入れたいが、すぐに剥がれそうで心配」

オリジナルグッズ作成やノベルティ制作において、こんなお悩みはありませんか?

これまでの常識では、耐久性のある名入れをするには「シルクスクリーン印刷」や「レーザー刻印」が必要で、高い版代や専用機材が必須でした。しかし、その常識を覆す新しい技術が登場しています。

それが、**「UV DTF(ユーブイ・ディーティーエフ)」**です。

この記事を読めば、**「なぜ今、UV DTFが名入れに最強なのか」**その理由と、誰でも簡単にプロ級のグッズを作る方法が分かります。
在庫リスクゼロで、世界に一つの名入れアイテムを作ってみましょう!

そもそも「UV DTF」とは?名入れに最適な理由

「UV DTF」という言葉を初めて聞いた方も多いかもしれません。
まずは、この技術が一体何なのか、なぜ今注目されているのかを分かりやすく解説します。

「貼るだけ」なのに印刷のような仕上がり

UV DTFとは、「UV(紫外線)硬化インク」を「DTF(フィルム)」に直接プリントし、それを対象物に転写する技術のことです。

簡単に言うと、**「超強力で立体的な転写シール」**です。

しかし、子供の頃に遊んだシールとはわけが違います。
対象物に貼り付けてフィルムを剥がすと、インクだけが残り、まるでその場に直接印刷したかのような一体感が生まれます。

従来のシール・デカールとの決定的な違い

通常の名入れシールには「余白(フチ)」がありますよね?
透明なシールだとしても、光が当たるとシールの四角い形が見えてしまい、「貼った感」が出てしまいます。

一方、UV DTFには余白が一切ありません。

文字やロゴのデザイン部分だけが転写されるため、ガラスやアクリル、金属などの硬い素材に施工すると、既製品と見分けがつかないほどのクオリティになります。

UV DTFで名入れをする3つのメリット

では、具体的に「名入れ」においてどのようなメリットがあるのでしょうか。主なポイントは以下の3つです。

1. 1個からOK!小ロット・低コストでの作成

これが最大のメリットです。通常、名入れ印刷を業者に頼むと「最低100個から」「版代として1万円」といった条件がつきものです。

UV DTFはデジタル印刷の一種なので、「版」を作る必要がありません。

そのため、1枚のフィルムに「Aさん」「Bさん」「Cさん」……と、全て異なる名前を印刷してもコストが変わらないのです。

  • 個人のプレゼント用
  • チームごとの背番号違い
  • 小規模店舗のオリジナルグッズ

これらを1個から、現実的な価格で作成可能です。

2. 圧倒的な耐久性と高級感ある「盛り上がり」

UVインクは紫外線で瞬間的に硬化するため、非常に高い耐久性を持ちます。

  • 耐水性: 水洗いの必要なタンブラーやお弁当箱にもOK。
  • 耐擦過性: 爪でカリカリしても簡単には剥がれません。
  • 耐候性: 屋外で使用するキャンプギアや車用品にも対応可能。

さらに特徴的なのが、**インクの厚みによる「凹凸(エンボス感)」**です。表面にクリア(ニス)加工が施されているため、触るとぷっくりと盛り上がっており、高級感のあるツヤがあります。

3. 曲面もOK!素材を選ばない汎用性

UVプリンターで直接印刷する場合、対象物は「平ら」で「高さ制限以内」のものである必要があります。

しかし、UV DTFは「フィルム」なので、手で貼れる場所ならどこでも施工可能です。

  • 曲面: 円筒形のボトル、ヘルメット、スマホケースのカーブ部分
  • 異素材: ガラス、陶器、プラスチック、金属、木材、革(※表面加工による)

「プリンターに入らない形状のもの」に名入れができるのは、UV DTFならではの強みです。

徹底比較!UV DTF vs 他の印刷手法

「本当にUV DTFが一番いいの?」と疑問に思う方のために、代表的な名入れ手法と比較してみました。

表:名入れ手法の比較

スクロールできます
特徴UV DTF転写シルクスクリーン印刷通常のシールカッティングシート
小ロット対応◎(1個〜)×(版代が高い)
フルカラー◎(写真も可)△(色数で価格増)×(単色のみ)
仕上がり立体的・フチなし平面的・インクフチあり・安価フチなし・単色
耐久性◎(強い)◎(非常に強い)△(剥がれやすい)
曲面への施工△(専用機材必要)
おすすめ用途個別名入れ、ノベルティ大量生産の販促品安価な配布物車のロゴ、看板

こうして見ると、**「小ロット」「多色刷り」「高品質」**を求める場合、UV DTFが圧倒的に有利であることが分かります。

失敗しないUV DTF名入れの手順とコツ

「難しそう……」と思われるかもしれませんが、施工自体は非常にシンプルです。

施工プロセス(貼って擦って剥がすだけ)

  1. 脱脂(だっし): 貼り付ける面の油分や汚れを、アルコールなどでしっかり拭き取ります。(※これ最重要です!)
  2. 貼り付け: フィルムから剥離紙(台紙)を剥がし、対象物に貼り付けます。
  3. 圧着: 指の腹やスキージーを使って、デザイン部分をしっかりと擦り付けます。気泡を押し出すイメージです。
  4. 転写: 表面の保護フィルムをゆっくりと剥がします。これだけで完成です!

注意すべき素材と環境

万能に見えるUV DTFですが、苦手なものもあります。

  • シリコン・ゴム製品: オイル成分が含まれているため、接着できません。
  • 布製品(Tシャツ等): 洗濯で剥がれる可能性が高いため、布には「アイロン転写(DTF)」の方が向いています。
  • 極端な凹凸面: ザラザラした砂壁のような面には密着しません。

よくある質問(Q&A)

ここでは、UV DTFに関するよくある疑問にお答えします。

Q1. 食洗機に入れても大丈夫ですか?

A. 基本的には手洗いを推奨します。強力に接着しますが、食洗機の高熱と水圧が毎日のようにかかると、徐々に劣化する可能性があります。長く使いたい場合は、柔らかいスポンジで洗ってください。

Q2. 失敗したら貼り直しはできますか?

A. 残念ながら、一度貼ると強力に接着するため、貼り直しはできません。 無理に剥がすとデザインが伸びたり切れたりします。位置決めは慎重に行いましょう。

Q3. どこで注文できますか?

A. 「UV DTF 名入れ 製作」などで検索すると、代行してくれる印刷業者が増えています。データ入稿でフィルムだけ送ってくれるサービスや、グッズごと制作してくれるサービスがあります。

まとめ:名入れの新常識でオリジナルグッズを作ろう

UV DTFは、これまでの「名入れ=高い・面倒・大量生産」という常識を打ち破る技術です。

記事のポイントまとめ

  • フチなし・立体的で、まるで直接印刷したようなプロの仕上がり。
  • 版代不要なので、1個からリーズナブルに作成可能。
  • 水に強く剥がれにくいため、ボトルやアウトドアグッズに最適。
  • 曲面にも貼れるので、アイデア次第でどんなものもオリジナルグッズに。

「自分のブランドロゴを入れたい」「社員の名前入りタンブラーを作りたい」と思ったら、まずは小ロット対応のUV DTF転写サービスを試してみてください。そのクオリティの高さに、きっと驚くはずです。

次は、実際に作りたいデザインを準備して、UV DTF対応の制作サービスに見積もりを取ってみましょう!

UVDTFステッカーの貼り方

UVDTFステッカーを貼る前にシリコンオフ等で脱脂し、綺麗にします。

UVDTFステッカーを貼る前にシリコンオフパーツクリーナー等でしっかり脱脂します。

UVDTFステッカーを適当な大きさにカットします。

UVDTFステッカーを適当な大きさにカットします。

UVDTFステッカーを貼り付けたい位置に仮止め

貼りたい位置にマスキングテープで仮止めします。

マスキングテープでUVDTFステッカーの貼り付け位置をマーキング

マスキングテープでUVDTFステッカーの貼り付け位置をマーキングします。

UVDTFステッカーを仮止めから取り、転写シートごと台紙から剥がします。

UVDTFステッカーを仮止めから取り、転写シートごと台紙から剥がします。

マーキングした位置にUVDTFステッカーを転写シートごと貼り付けます。

マーキングした位置に転写シートごと貼り付けます。

UVDTFステッカーをスキージー等でしっかり貼り付けます。

スキージー等でしっかり貼り付けます。
ドライヤーで少し温めて貼り付けると効果的です。
※ドライヤーで温め過ぎると逆効果になります。

UVDTFステッカーの転写シートを剥がします

転写シートを剝がします。

UVDTFステッカー貼り付けの完成です

完成です。
ステッカー周りにはみ出た糊が残る場合がありますが、気になる場合はシリコンオフパーツクリーナー等で除去してください。

UVDTFステッカーの貼り付けに必要なツール

シリコンオフ
シリコンオフ
パーツクリーナー
パーツクリーナー
スキージー
スキージー
マスキングテープ
マスキングテープ

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